私事ではありますが気づいたことをさりげなく更新するブログ

2006.12.19

5 comments

娘の叔母、そう私の妹が生まれた日、父親はカメラを買ってきたことを今でも覚えている。
我が家にとって初めてのカメラは白黒しか撮れなかった。
父親は年をとっていたせいかうまく喜びを表せなかったが、パパが生まれて小学校2年までなかったカメラを買うくらいだ、結構嬉しかったかも知れない。私が新生児を抱いたのもその時が初めて。「首が座っていないから手を添えて」と習ったことも記憶している。
娘が生まれたときに妻より上手に抱いたのも、この日の経験のおかげ。
母親は仕事で忙しかったから、私に妹の面倒を見させた。
でも小学校2年生の男の子と言えば遊びたい盛り。
「たった一人のお兄ちゃんなんだから」という言葉を何度聞かせられただろうか。
今考えたらよくやったと自分でも思うほど…。
嫌だったけどきちんと面倒は見た記憶がある。兄妹というより保護者的な感覚だ。
小さな子供というのは目を離したときだけしかアクシデントに遭遇しない。
じっと見ているとソファーで寝ている。
マンガ本を取りに行きたいのだが妹が寝返りをうってソファーから落ちるといけないので取りに行けない。
でも妹はじっとしている。
意を決してマンガを取りに行く、というより行こうとして数歩歩いただけなのに。「ドスン」「オギャー」
男の子が生まれてくることを楽しみにしていたので、本当はがっかりしたのだが、それは後々彼女を男勝りにする原因となる。
妹はプロレスの技をかけられ、布団のマット上でいつも猪木の相手をさせられた。
そんな彼女は自然と猪木ファン。今はさすがに違うだろうがスカートは持っていない。
兄弟仲が良かった訳でもない。なのに、
私はスケートが得意だった。妹もスケートに通った。
私が通った高校に通い部活は同じ卓球部に入った。
私は400CCのバイクも所有した。妹も250CCのバイクを買った。
私は美容師になり妹も志したが、あまりの時間の無さを目の当たりにして彼女は断念。銀行OLとなる。
平成14年3月1日に長女が生まれた。同じ平成14年5月22日に妹には長男が生まれた。
この時初めて兄妹揃って親孝行ができたような気がするね。
妹はオンラインで仕事をするようになり、私もいつの間にかオンラインの仕事をしている。
そんな妹も今日アメリカへ発った。
兄貴らしいことは何にもしていないことを後悔してる。
ホント、「たった一人の兄弟」なのに…。
とにかく幸せになって欲しい。頼るのではなく、本当に力をつけて欲しい。
そしてもう一度別の形で一緒に親孝行ができたらいいね。

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コメント

    • JUNJUN
    • 2006年 12月 19日

    Mにはじめてあったのは中州。
    Mは当時の私の友人とは違ってた。
    ジーンズでバイクに乗ってショートカット。すごくボーイッシュだった。
    友人はいたが、いつも1人で好きなように行動してた。
    気が強そうに見えたが、知り合っていくうちに内面はとても女の子らしい事がわかり、1人で悩んでいる事も多かった。でも、いざとなると、とんでもなく勇気のある行動もとり、びっくりさせられました。
    Mからの影響は大きかったです。
    当時私も彼女も独身で、好きなように遊び、毎日の様に一緒にいて、夜遊びの散々しました。
    最近はお互い結婚して、まったく遊んだり出来ない状態だったけど、Mもパートナーを見つけて、子供も2人。
    早いですね。
    私も国際結婚なのでアメリカに引っ越すとはいえ、そんな遠くには感じなくなりました。
    私から見ると、お兄ちゃんとMはとても仲良しに見えましたよ。
    何でも頼れるお兄ちゃんがいるMは、とてもうらやましかったです。
    昨日の見送りは、3姉妹発熱でいけませんでしたが、今頃Aファミリーともあえて、新しい生活をスタートさせたんですね。
    Mには、いろんな挑戦をアメリカでもしていって欲しいですね。
    私も何年後はエドモントンに行く予定なのでエドモントンからMの所まで・・実は近いんですよ。
    その時またあう日を楽しみにしてます。
    妹さんが新しい生活にはやくなじめる様、祈ってます。

  1. いつも困ってるとき、色々と力になってくれてありがとう!
    エドモントンに行ったらまた迷惑ばかりかけるんじゃないかな。
    その時はまたよろしくお願いします。

    • にゃん
    • 2006年 12月 20日

    とうとう、行ってしまったんですね。
    さすがに、アメリカじゃ簡単に会いに
    行くって訳にはいかないから
    寂しいわね。
    妹さんが、1日も早くあちらの生活に
    馴染んで楽しい日々を送られる事を
    お祈りします!

  2. とりあえずSkypeでテレビ電話の環境だけはお互い整えております。
    アメリカまで母と叔母がわざわざ見送りに行きました。板付とか成田とかじゃあなくってアメリカまでですよ。
    10日後にど~~んより暗く帰ってくる母をなだめるのが長男の重い使命でして…。
    ああ憂鬱。

    • にゃん
    • 2006年 12月 20日

    テレビ電話ね、お得意分野!
    私には全く触れられない世界だわ。
    10日後のお母様は・・・
    大晦日、お正月の騒ぎで少しは気が紛れると
    良いけど。
    まぁ、あいかちゃんも居るし、こんな時は孫の
    出番かもよ?
    Meのサポートが終了とのウイルスバスター
    からのメールに凹む私でした。

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