地震予知?
福岡に生まれ育って地震に遭うなんてみんな思っていなかっただろう。
3月20日からちょうど1ヶ月後の4月20日、震度5強…の余震?
マンションの8Fに暮らすぼくも相当怖かったから、あちこちネットで情報を仕入れてみた。
「地震予知」でググってみると22万件のヒット。やはり全国規模で地震情報というのは交錯しているようだ。
BBSも活発なようで、「月が赤い」「地震雲」とか「ペットが落ち着かない」
だとか普段なら気にも留めないことを「地震予知」に結び付けたがっているようにも捉えられる。
情報の伝達が早いネット社会で注意しなければならないことは、このままではある種の地震ノイローゼやPSDを増加させている要因になってしまうのではないだろうか?
以前から新興宗教じみたものには「地震予知」が用いられてきた。
こと福岡に関しては「全く興味のない話題」であったが、過去に大きな地震被害を経験した地域であれば正しく格好のえさとなりうる。
今一番流行っているのが4月27日に大きな地震が来るという話題。
福岡には警固断層という活断層が存在することは皆知っている。
西方沖地震の海底にある断層がこのやっかいな「警固断層」に繋がっているのではないかという説。
これが動けば震度7クラスの地震になる。…らしい。
地震災害時に必ず発生するのが、「何月何日に大きな余震が再来する」というもの。
阪神大震災でもこのタイプの噂がもっとも多かったみたい。
で、お決まりなのが、「今回の地震を予知していた!」
「おい!、それなら地震が起きる前に教えろ!」
今日、27日に何も起きなければ28日・ゴールデンウィークと先送りになることは明らかだ。
まぁ油断大敵だが、過剰反応はもっと始末が悪い。
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