●登園拒否
あいかが昨日病欠以外の理由で初めて保育園を休んだ。
ママと相談した上で「一回くらいいっかぁ」と…
確かに次の日が危ぶまれたが、木曜日は幸子ババがいない。つまり預かってくれる人がいない状況の中で仕方ないだろう。
昨日の昼間はママと沢山遊んでご機嫌なあいか。
夜はパパとママと三人で次に買う車を見に行った。
帰りに食事をしながら、「パパね、あいかくらいの時、保育園に行きたくないって泣いたとよ」「保育園に行きたくないけん、お菓子とかおもちゃとか持っていったらいかんものを持っていく!って泣いて、幸子ババに怒られよったと」と話すと真剣な顔で聞いていた。
さ、勝負の朝。ママとパパは覚悟していたんだけど、あいかは保育園のホの字も口にしない。
「我慢してるんだね」とママと話しながらまずは「木の実を取りに行こうか」と切り出す。
駐車場の近くにある例のビワの木だ。
ニコッとするが少し引きつってる。ちゃんと分かってるんだね、行きたくないけど「保育園に行かない」って言っても行かなくちゃならないことを。
車の中でお気に入りの歌をかけながら保育園に到着。
シートベルトを両手で押さえて離さないあいか。もう既に涙が一杯。
駐車整理のおじちゃんまで応援に来てくれたよ。「あいちゃん頑張って!」って言ってくれたね。
事の成り行きを担任のマシュマロ先生に話し、泣きじゃくるあいかを預けて出勤。
最後まで「保育園に行きたくない!」って言わなかったね。