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2005年12月13日

●Skype

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Skype(スカイプ)世界が注目するIP電話ソフト

Skypeはルクセンブルグにあるスカイプ・テクノロジーズという会社が開発したIP電話のソフト。
これが世界中の通信事業者から、これまでのIP電話サービスやIP電話ソフトと一線を画すソフトとして注目される存在になっているらしい。
まず、Skypeを使うにはソフトをダウンロード。
livedoorやBUFFALOも独自にSkypeを提供しているが、中身は一緒。

Skypeユーザー同士の通話が無料。さらにオプションで固定電話や携帯電話に発信するSkype Outという機能もある。
国際電話なども安い。
また、Skypeの音質は固定電話と比べてもそれほどひけを取らないほど。携帯電話よりも上らしい。

Skypeには前身がある。KaZaAというP2P(peer to peer)のソフトだ。P2Pといえば開発者が逮捕されて話題になったWinnyが有名だが、世界的に見ればKaZaAが圧倒的に有名でありもっとも使われている。

KaZaA上でも当然数多くの著作権違反のファイルがやり取りされ、負のイメージは付きまとったため(というか、じゃどんな目的で作ったんだろう)KaZaAを他の会社に売却し、新たに開発したのがSkypeというわけだ。
普通のIP電話サービスの場合、IP電話サーバーが電話をつなぐときの様々な機能を提供する。
そのためIP電話サーバーには大きな負荷がかかる。
それに対してSkypeの場合、P2Pの技術を使ってIP電話サーバーの機能をネットワーク上のユーザーのパソコンが提供するようになっている。Skypeはサーバー設備をほとんど持たずに、提供できるため、安定したクリアな音質が保たれるらしい。

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